老人性色素斑 日光黒子
- 30歳代以降に発症した。
- 顔面、胸部、手背など、日のあたりやすいところに出来きている。
- 褐色である。
- 形は大小様々である。
- 大きさは大小様々である。
- 手の甲にも似たような褐色斑がある。
- 表面がざらざらしているものもある。
*2024年1月時点実績
患者さん一人ひとり、適切な治療は異なります。
レーザー治療をしないで内服、外用薬で治療するほうがうまくいくケースもあれば、
レーザー治療でないと効果が得られない症例の患者様もいらっしゃいます。
例えばシミには、様々な疾患が同時に合併していることが多く見受けられます。
正確な診断はもちろん、優先的に何を治療するかの判断がとても重要です。
一例をあげると、クスミ(肝斑)とシミ(色素斑)が合併した際は、クスミからの治療が必要です。
クスミとあざ(ADM)が合併している時も、クスミから治療するべきです。
治療者にADMに関する知識や治療経験がない場合には、
中途半端な治療をしても、なかなか取り除くことは難しいかと思います。
思い切ってレーザー治療を行う場合も、内服薬を勧める場合もあります。
すなわち適切な判断、そして施術をすることが
早く求める結果が出て、トータルの費用の軽減にも繋がると考えています。
当院では院長の豊富な治療経験をもとにたくさんのシミのある方や、
他のクリニックで治療困難と言われた方も、問題なく治療を行っていただくことが可能です。
美容皮膚科・レーザー治療は進歩が著しい分野です。
上田皮ふ科では、患者様の「美の追求」のお手伝いのため、
常に最新の知識を得る為、日本や海外の文献・学会にもアンテナを広げることで、
治療の技術を向上するため日々トレーニング・研究を重ねております。
当院長は日本皮膚科学会が認定した美容・レーザー指導専門医であり、
開院にいたるまでの間、大学病院のレーザー専門の外来を担当。
基幹病院においても、様々な症例や臨床を経験してまいりました。
根拠に基づいた最新の治療法を効率的に最適な料金でご提案します。
診断、治療法を誤ると、シミが薄くなることはありません。
それどころか「炎症後色素沈着」といった、悪化した状態が長引く可能性もあります。
各シミについての見分け方を簡単なチェックシートで確認をしてみましょう。
シミ、および肌の状態を治療前に正確に診断する判断材料になれば幸いです。
顔や手の甲、腕など、日光によくあたる部分にできる茶色いシミで、形は不定形で、米粒位の大きさから5cmほどにまで及ぶことがあり、単発のことも多発することもあります。紫外線などによる皮膚損傷によって生じる皮膚の変化であり、最初は色が薄く目立ちませんが少しずつ濃くはっきりしてきます。通常は平らですが、時間の経過でと隆起してくることもあります。
20代から〜60歳以上と幅広く発症し、シミの為の皮膚科外来を受診される患者様の中で、最も多いシミでもあります。
Qスイッチヤグレーザーで治療するのが最も望ましいと考えており、通常レーザー治療は1回の照射で完治することが可能です。ただし、レーザー治療には炎症後色素沈着(レーザー後に一時的に色素が濃くなる状態)という副症状が一定の確率で発生し、ひとたび発生すると患者さまには大変なストレスとなります。
当院では独自の前処置を行うことで発生率を半減することが可能になりました。また、レーザー治療に抵抗がある方は、トレチノイン・ハイドロキノン療法にて治療することも可能です。
鼻を中心に左右対称に散らばる茶色の小さなシミで、1〜5mm大でほぼ均等に並びます。
3歳以降
女性に多く、思春期以降に目立つようになり、中高年になると目立たなくなります。
日焼け・妊娠により増悪します。遺伝的体質と言われていますが、適切な治療で薄く目立たなくできます。
紫外線を浴びると濃くなります。日々の紫外線には注意が必要です。
Qスイッチヤグレーザーによりいったん完全に取りきることができますが、数年すると再発することがあります。
頬や眼の下、額などに左右対称にみられる薄茶色のシミです。
30代〜60代の女性、特に40歳前後の方に多くみられます。
女性ホルモンによる影響、皮膚の過度な摩擦、肌に合わない化粧品など様々な原因があると言われています。
日焼けや妊娠、避妊薬(ピル)内服によって増悪することがあります。
肝斑の治療に先立ちスキンケアが特に重要となるため、まずその説明をさせていただいております。治療はトラネキサム酸、ビタミンC、Eの内服が中心となります。約3ヶ月で効果が現れ、通常1年〜1年半程度内服を続けます。
トラネキサム酸は副作用の少ない内服薬ですので、1年以上内服を続けても問題はないのですが、早く治療したいという場合は、ルミキシルや、イオン導入を併用することをお勧めしたいと思います。また、肝斑は高出力のレーザー照射により増悪しますので、禁忌とされています。
PIHとは皮ふ表面の炎症に伴って生じるメラニン色素が異常に増加した状態のことです。ニキビ跡の色素沈着、アトピー性皮膚炎の色素沈着、傷跡の色素沈着、レーザー治療後の色素沈着などがこれにあたります。レーザー治療後生じないかたもいますが、一定確率で発症し、詳細な発症原因が明らかにはされていません。
前述の老人性色素斑のレーザー治療を他医院で行った後PIHとなり、びっくりされて当院を受診されるかたがいらっしゃいます。これは治療前の説明不足、およびその方の肌質を的確に見極めることができなかったことが要因です。
通常放置した場合にも3ヶ月~半年程度で消失もしくはかなり薄くなります。
早期改善を希望される場合にはイオン導入や、ルミキシル、ハイドロキノンにて治療を行います。
真皮内にメラノサイト(メラニンを作る細胞)が増える疾患で、多くは成人になってから頬や額の両側に現れます。太田母斑の類縁疾患とされており、そばかすより少し大きいくらいのグレーから紫がかった色調が特徴です。アザと聞くと、生まれつきあるものと思われがちですが、成人になって発現するアザもあり、ADMはその代表です。
老人性色素斑や肝斑との区別は難しく、シミ治療の経験豊富な医師による判断をおすすめします。時に後々のトラブルのもとになりやすい疾患でもあります。また肝斑と合併していることも多く、その場合にはまず肝斑の治療を優先します。
治療はQスイッチヤグレーザー照射を行います。老人性色素斑の治療と異なり、強めの出力設定にてレーザー照射を行う必要があります。
さらに2~3ヶ月おきに合計3回前後の照射を要します。そのため、患者様にはある意味根気が必要となるのですが、徐々に改善してきますので心配はいりません。
いぼ状に盛り上がりのある茶~黒色のシミで別名「老人性いぼ・日光性いぼ」。紫外線による肌の老化が原因と考えられており、角質が厚くなったできものです。
中年以降の男女に好発し、60歳以降では必発といっていいほど一般的なシミです。
老人性色素斑から発生することも多いことから、脂漏性角化症と色素斑が同時に合併することもよくあります。
悪性化することはありませんが、かゆみなどの原因となることはあります。フェイスライン(額やこめかみ)に多くみられ、首まわりや胸元などにも認められます。
脂漏性角化症は炭酸ガスレーザーにて簡単に治療することができます。部位によっては液体窒素による冷凍凝固法が適する場合もあります。
シミに関する様々なお悩みを解決するため、上田皮ふ科では複数の治療法・治療機器を用意しています。
治療法の参考に、以下の治療チャートをご活用ください。
院長おすすめ
外用薬
内服薬
注射治療
LINEアプリの友だちタブを開き、画面右上にある【友だち追加ボタン】>【QRコード】をタップして、コードリーダーでスキャンしてください。
その後表示された画面で、上田皮ふ科のアカウントを友だち追加していただき、お問い合わせの内容をお送りください。
美容治療を、安心して治療を受けていただく為に、院長自ら回答するLINE相談はじめました。
診察や出張中などお返事が遅くなることもあります。お急ぎの方はお電話(0957-47-6707)にてご連絡ください。