イソトレチノイン
ニキビ治療の切り札、イソトレチノイン内服薬
イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。
日本では厚生労働省の認可がおりてないため、保険が適応されていませんが、欧米ではニキビ治療に必要不可欠な薬剤として認知され、20年以上の歴史を持つ「ニキビ治療の切り札」とも言われております。
重症のニキビに
効果を発揮1日1回の内服
で
十分な効果を
期待できるニキビが
できにくくなる
服用される前に
様々な治療法がある中、重症の
ニキビに対する最適な治療法
重症のニキビ(強いしこりや凹凸ができてしまうケースなど)や、
次から次へとニキビが発生し、ニキビ洗顔などでの一般治療では治療が困難な方を対象にした治療法です。
効果が高い分、いくつか注意事項がありますので、以下の内容を事前にご確認ください。
女性の大人ニキビ
イソトレチノインのニキビ治療では、1日1回、16~24週間ほどの内服で効果が期待でき、早い方では4~12週間で効果があらわれます。また、女性の大人ニキビにはホルモン治療薬もおすすめしています。1クール6~12ヶ月で再発率は25~50%。再発した場合はもう1クール追加する場合もあります。
服用できない方
- 妊娠中の方、妊娠の疑いのある方
- 授乳中の方
- 成長期の方
- イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、
ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
- うつ病もしくはうつ気質の方
- 肝機能障害のある方
- 中性脂肪、コレステロールの高い方
- ビタミンA過剰症の方
- 以下のテトラサイクリン系の薬剤を内服されている方
ミノマイシン®(ミノサイクリン塩酸塩)、ビブラマイシン®(ドキシサイクリン塩酸塩)、
レダマイシン®(デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩)、アクロマイシンV®(テトラサイクリン塩酸塩)
服用時の注意点
- 適応判断については医師の診察が必要です。
- 紫外線に弱くなるので紫外線対策をしてください。
- 副作用として乾燥(口唇、粘膜)、ドライアイ、ドライスキン、夜盲などがあります。
- 未成年の方のニキビ治療にも使用可能ですが、保護者の方の同意と同伴が必要です。
- 妊娠中、妊娠の可能性がある方、授乳中の人は使用しないでください。
- 内服終了後も半年間は避妊が必要です。男性も内服中はパートナーを妊娠させないでください。
- 内服中および内服終了後半年間は献血ができません。
未承認医薬品の表記
イソトレチノインは医薬品医療機器等法において、未承認の医療機器または医薬品となります。副作用等についてご心配のある方は当院医師までご相談ください。
- 入手経路
- 当院医師による個人輸入
※個人輸入の未承認の医薬品等に関する情報は厚生労働省のページをご覧ください。 - 他の国内の承認医薬品等の有無について
- 同一の成分・性能を有する国内の承認医薬品等はありません。
- 諸外国における安全性等に係る情報について
- 副作用として報告されているもの:流産、胎児催奇形
重症のニキビにも高い効果を発揮
イソトレチノイン 料金表
(ジェネリック)
内容 | 料金(税込) |
---|---|
1錠 | 330円 |
30錠 | 9,900円 |
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